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2015.6.6

「手術で治せる認知症」特発性正常圧水頭症とは?

認知症 認知症と聞くと、どんどん進行していく治らない病気と思う人がほとんど。
そんな中、特発性正常圧水頭症(idiopathic normal pressure hydrocephalus:以下iNPHと略)という病気は認知症を発症しますが、的確な治療をすれば治すことが可能です。

iNPHとは?

主な症状は3つで、歩行障害、認知症、尿失禁が主症状とされ、三徴候と呼ばれています。声が出にくくなったり表情が乏しくなることもあります。
iNPHは歩行障害が重要な症状で、最初に出る症状であることが多く、認知症が現れる他の病気と区別するポイントにもなるそうです。
先行する症状として歩行障害が見られ、認知症や尿失禁がともなってくる場合はiNPHの可能性が高まります。放置すると次第に寝たきりになります。
iNPHは、頭の中の脳脊髄液の流れがスムーズにいかなくなって起こり、いくつかの検査でこの髄液循環障害が確認されると特発性正常圧水頭症と診断されます。

認知症かな?と思ったらiNPHを疑うのも忘れずに!

まず大切なことは、ご本人やご家族から見て歩行障害・認知症・尿失禁の三徴候のうち1つでもそして少しでも現れ、その原因が明らかでない場合は特発性正常圧水頭症(以下iNPH)の可能性を疑ってみること。
特に、比較的短期間で認知症が出現したり、歩行障害が進むときは脳神経外科・神経内科を受診することをおすすめします。これらの症状は急速に悪くなったり、ゆっくり進行したりしますが、見逃さずに専門医を受診して早期診断・早期治療をすることが重要です。

認知度の拡大が課題

ジョンソン・エンド・ジョンソンが一般の方1,000人を対象に行ったiNPH認識調査では、「以前から知っていた」と答えた方は全体の9.9%という低さ。逆に「知らない」という回答が90.1%と、ほとんどの人がこの病気の存在を知らないという結果に。
iNPHに関する認知度・全体的な診療経験率が低いということは、「改善可能な認知症」の多くが見過ごされていることを意味しています。
この病気がより多く知られ、少しでも多くの人たちの症状が改善されるように願うばかりです。

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