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うちの子は大丈夫? 自閉症の特徴だといわれる「クレーン現象」とは

2015.7.21

その他

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みなさんは「クレーン現象」という言葉を聞いたことはありますか?あまり耳なじみのない言葉かもしれませんが、実は自閉症の子供にはよく見られる行動の1つだといわれています。

クレーン現象とは?

クレーン現象とは、赤ちゃんが自分自身の手を使わずにお母さんなど他者の手を使い、何かを要求したりする行動のことです。他人の手を引っ張って何かをさせようとするのが、工事現場で活躍するクレーン車やUFOキャッチャーのアームを操る動きに似ていることから、この名前がつきました。自閉症の子は意思表示をするときの指差しが苦手で、代わりにこのクレーン現象がよく見られることから、自閉症の特徴の1つと考えられています。

どんな時に現れる?

健常児にもよく見られるクレーン現象は、言葉が出てくる頃には見られなくなることが多く、2歳ぐらいで指差しができるようになったり、嬉しい時、悲しい時、楽しい時、怒っている時など、様々な場面で表情でのやりとりができる。そのほか、自分が置かれている状況、周りの様子を気にしている、等があれば心配する必要は少ないでしょう。
しかし、クレーン現象をする赤ちゃんの中には、確かに自閉症の可能性が考えられるケースも含まれていますので、下記のような現象が現れたときは、注意してみましょう。
■自分の手と他者の手の区別がつかない。
■便利な道具として認識して使っている。
■手を注視している。

などがあげられます。

でもクレーン現象=自閉症は間違い

確かにクレーン現象は自閉症児によく見られる行動ですが、健常児に現れることもよくあります。言葉をしゃべり始める1歳~2歳頃の間は、自分の意思表示が上手にできないため、言葉や指差しで伝える前に、ママやパパの手を引っ張っていくクレーン現象はよく見られます。
ですので、子供が1~2歳頃であれば、クレーン現象が見られたとしてももう少し様子を見る必要があります。

ママはもし「自分の子が自閉症だったらどうしよう・・・」 と、どうしても心配になってしまいがち。
でも、言葉や行動での意思表示が上手にできないうちは、自閉症でなくてもクレーン現象が見られることは珍しくありません。まずは日頃の子供の行動をよく観察して、他に気になることがなければ見守りましょう。どうしても気になる場合は遠慮せずかかりつけの小児科へ相談をしてみてくださいね。

佐久間良美

佐久間良美

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