ハローワールド

【精神障がい者の就労移行支援・就職と継続のポイントとは】

2016.3.22

その他

2016年から障がい者雇用促進法が改正されることが決まっています。そこで大事になってくるもののひとつに、症状が回復してきた当事者の社会復帰への道のりです。障がいを隠して職に就くのか、それともオープン(障がい者であることを前提にして職につく)で働くのかは勿論考える最大のポイントです。また就労継続支援(例:作業所)でもデイケアでもない形の就労移行支援についてお話していきたいと思います。

記事2-1

【目標とする職場への就職支援】


就労移行支援というのは、障がいを持っていても就職を強く希望している当事者にビジネススキル、面接での心構えや履歴書の書き方から、PCなどのOA機器操作など、より社会的なスキルを身につけるところです。就労継続と違うのは、工賃が発生しないところです。就職を前提としていますので、云わばその訓練をするところとも言えるでしょう。近年は広域にわたって開設されている就労移行事業所ですが、今回はある大手就労移行支援の担当者に「就労移行とは、そして何をするところなのか」を詳しくお伺いしてみました。


記事2-2

【まず「働きたい」という強い気持ち「通い続ける」訓練の為の自己管理を】


まず就職を希望する当事者に一番必要な事は「働きたい」と言う強い気持ちを持つ事です。就職するまで、そして就職してからも「働くこと」を継続する気持ちを当人が持ち続ける事を就労移行支援は支える場所になります。
就労移行支援で身につけるスキルなどは個々の能力や目標とする職種によってそれぞれ違います。パソコンスキルがなければ基礎から学べる事が出来ますし、スキルがあってもコミュニケーション能力が足りないということになると、人と接する事を通じてその能力を補っていくと言う具合です。それぞれの当事者が持つ目標や短所、長所をいかに就職するにあたっての力に変えることが一番の目的と言えそうです。

また、作業所(B型)やデイケアでは休みが長く続いても問題はありませんが、就労移行では「就職を目指す」事が大前提の目標である為、通勤と同じ感覚で移行支援に通所するのが望ましいと言えます。その為には当事者が持っている病気の症状が穏やかになり、自己管理の徹底を自ら心がけることが常に必要になります。

記事2-3

就労後も支援施設と企業との連携を密接に行うこと


障がい者も、就労移行支援を通じて就職という目標を果たしても、そこからがスタートラインに立つ事になります。また障がい者が継続して働き続けるように支援するのも、就労移行支援事業所の大切な役割です。その為には、就職先の企業と支援事業所との綿密な連携が求められます。当事者が困った時に企業に悩み事が相談出来なければ、移行支援事業所の卒業サポートも非常に重要性のあるものと言えそうです。

このように就労移行には様々な支援が求められますが、少しずつ実績を挙げ始めているのも現実です。移行支援については、通院している主治医やソーシャルワーカーとよく相談し、通所を決めるのが良いでしょう。

ハローワールド編集部

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