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2016.9.30

精神障害者が地域で暮らしていくために

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今、PSWへの期待が高まっている?!

現在日本では、精神障害等で約30万人の方が入院しています。
そのうち約7万人は、社会的入院者です。
社会的入院とは、医学的にはもう入院の必要はないが、様々な事情により在宅での生活や療養が困難で入院生活をしている状態を言います。
その社会的入院者の増加を解消する為に、国は様々な取組みをしていますが、その課題を解決するキーパーソンが、「PSW」と言われています。

PSWとは?

福祉の世界では頻繁に耳にする「PSW」ですが、みなさんは何の事か知っていますか?
PSWとは「精神保健福祉士」のことで、1997年に誕生した精神保健福祉のソーシャルワーカーです。精神保健福祉士法で位置づけられ、精神障害者に対する相談援助などの社会福祉業務に携わる人ことを言います。
主な仕事としては、精神障害がある人やその家族の相談を受け、日常生活訓練をする施設の紹介や、就職のアドバイスを行い、精神的に健康で生活できるよう援助をします。

求められる役割

精神保健福祉士の設置目的によって役割は様々です。

① 医療機関
主治医、看護師、作業療法士や臨床心理士など他職種との連携をして、医療と地域生活の橋渡しを行い、医精神障害者の生活を支援します。

② 行政機関
障害者総合支援法等の法に基づいた各種支援事業や手続きはもちろん、就労支援事業や地域移行支援活動、地域住民への普及啓発活動などの企画、実施なども行います。

③ 障害福祉サービス等の事業所
家事などの具体的な基本動作を一緒に行ったり、就労前のトレーニングや、実際の就職活動に関する助言、定着のための支援等を行います。

④ その他
・学校などでのメンタルヘルスに関する相談援助
・企業など職場でのストレスやうつ病対策、職場復帰のための支援
・ハローワークでの就労を希望する精神障害者の相談
・更生施設で社会復帰プログラムなどの業務
・都道府県等に設置される精神医療審査会などの会議や委員会への参加

精神保健福祉士はこんなにも多くの場所で様々な役割があるんです。
その重要性が窺え(うかがえ)ますね。


ストレス社会と言われる現代で、精神病を患う方は年々増える傾向にあります。
精神障害を持った方が増えることにより、社会的入院者も益々増え病院で受け入れができなくなる時が必ずやってきます。しかし今の現状では、在宅で生活していくのは難しく多くの課題があります。
そこで国は、精神障害者が地域で生活できるように環境を整え支援を行い、
「地域移行」を進めています。地域移行は行政やその他関係機関はもちろんのこと、地域社会の協力が絶対不可欠です。
その地域社会との連携を図る重要な役割を担うのが、精神保健福祉士なのです。

「すべての人が精神的にも健康で暮らしていける社会」実現の為、精神保健福祉士の益々の活躍を期待したいですね。

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