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2018.7.24

前代未聞!?「 障害者二千人雇用センター」誕生(1) 市町村の支援拡充に期待大

 神奈川県鎌倉市が7月、「障害者二千人雇用センター」という窓口を新設しました。
 背景には一層高まる就労支援へのニーズがありそうです。



 鎌倉市が設けた「二千人雇用センター」。同市ホームページによると求職者、採用サイドである企業いずれもサポート対象とのこと。
 障害者本人には「就労に向けた準備支援」「就職活動の支援」「職場定着に向けた支援」などを実施。
 目を引くネーミングではありますが、他の市区町村が設置する「就労支援センター」とほぼ同じ機関であると言えるでしょう。

鎌倉市障害者二千人雇用センター
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/syougaijisha/koyoucenter.html

 「二千人」という名称は、鎌倉市が掲げた就職者数の目標値に由来したもの。
 同市は2023年度末までの福祉計画で2000人の一般就労を目標に設定。
 市政の目標が名称にはっきりと表れた支援機関は全国的にも珍しく、「利用される方にとって分かりにくいのでは」などといった声も同市に寄せられたようです。


鎌倉市障害者二千人雇用センター運営委託業務に関する質問書への回答
平成30年4月25日
鎌倉市健康福祉部障害福祉課
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/syougaijisha/documents/kaitou_new.docx

 鎌倉市がセンターを設置した理由の一つに地理的な要因があるようです。
 市内に住む求職者にとって最寄りの窓口は、おとなり横須賀市内にある「就業・生活支援センター」。
 ハローワークも市外にあるため、市内在住の方にとって少々不便だったと言えるでしょう。

東京都では53市区町村がセンター設置

 ハローワークは多くても都道府県に10か所程度。「障害者就業・生活支援センター」にいたっては3センターしかない県も。
 地方では「最寄りの支援機関まで片道1時間以上」といった方も珍しくはないようです。
 アクセス面の課題解決に向けて自前でセンターを設ける動きは鎌倉市だけではありません。
 首都圏では市区町村による「支援センター」の設置が進んでいます。その数は先行する東京都で53、埼玉県では41にも上ります。
 これら市区町村の「支援センター」、「障害者就業・生活支援センター」の役割については次回の記事(http://hello-world.co.jp/career/180726.html)で解説していきます。

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