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2018.9.5

障害者に「通院休暇」制度 優良企業に厚労省大臣賞

 国や地方自治体が障害者雇用率を偽装していた「水増し問題」。
 官公庁のずさんな体制に批難が集まる一方、民間企業は法定雇用率達成に向けて各社とも奮闘しています。
 昨日、雇用環境整備に尽力した企業に厚生労働省大臣賞が授与されました。



 今回は受賞した優良企業の取り組みと採用情報をお伝えします。

 「平成30年障害者雇用職場改善好事例」の最優秀企業に輝いたのは、「トッパン・フォームズ株式会社」(東京都)。
 これは毎年9月に設定されている「障害者雇用支援月間」の行事の一つで、同月間のメインイベント「全国表彰式」で大臣賞が授与されました。
 公開されている資料によると授賞理由は――①独自の障害者雇用計画「マスタープラン2020」策定 ②精神保健福祉士などの資格を有する社員を中心にした「課題発掘チーム」の立ち上げ ③月額固定給適用の「短時間契約社員」新設 ④専門的知識・スキルに応じたキャリアコースの設定 ⑤「定期通院等休暇」制度導入 ―― とのこと。

 「平成30年度障害者雇用職場改善好事例入賞事業所一覧」


産業医とも連携


 トッパン・フォームズ社は、主に東京都日野市内にある拠点センターで障害者を雇用。
 同社の「障がい者採用」ページでは、手厚い入社後のバックアップが強調されています。


 特筆すべき点は、直属の上司の専門性に基づいたケア。
 障害者枠で採用された場合、入社後「精神保健福祉士 兼 企業在籍型ジョブコーチ」のもとに配属されるとのこと。
 業務日誌を用いた日々のコンディションの共有など様々なサポートを通じ、「会社と障がい者、両方の目線から仕事を調整し、無理のないワークライフバランスを実現」するとしています。
 直属の上司だけでなく、専門家のフォローアップ体制が整っているのも大きな特徴。
 ジョブコーチ・精神保健福祉士だけでなく、心理相談員、社会保険労務士のサポートも得られるといいます。
 加えてフォローアップチームは常駐の産業医とも連携。産業医が配慮事項をまとめた意見書を人事部に提出することで、より良い就労環境整備を目指しているようです。

申込はホームページから



 同社発行のCRS報告書によると障害者雇用率は2.58%(2017年3月時点)。
 現行の法定雇用率(2.2%)を約0.3%上回っていますが、採用は通年実施しているようです。
 対象は「障がい者手帳をお持ちの方・障がい者であることをオープンにできる方」。 
 通勤可能なエリアにお住まい人は応募してみてはいかがでしょうか。
 
募集要項
https://www.toppan-f.co.jp/careers/challenged/requirements.html

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