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2018.9.25

残業削減でうつが減る? 6割の企業が「働き方改革」に前向きな意向

 近年のビジネスシーンで最もホットな話題の一つ「働き方改革」。
 残業削減などの取り組みに関心を寄せる企業が徐々に増えてきています。
 この記事では、働く人のメンタルヘルス改善にも貢献する「働き方改革」について取り上げます。

「長時間労働の是正」が最多



 「帝国データバンク」の調査によると、63.1%の企業が「改革」に前向きと回答しました。
これは「取り組んでいる」(37.5%)と「今後取り組む予定」(25.6%)を合計したもの。
具体的な施策を見ると、従業員の負担を軽減するものが上位を占めています。
「長時間労働の是正」が79.8%でトップ。
 次点は「休日取得の推進」で、61.8%となりました。

働き方改革に対する企業の意識調査

「働き方改革」導入の背景



 一見、企業にとって損とも思われる「働き方改革」。一昔前ではあり得なかった施策導入の背景にはどのような事情があるのでしょうか。
 ここで求職者の志向を見てみましょう。
 大学3〜4年生に「どんな会社に勤めたいか」と尋ねた、あるアンケートでは、2人に1人程度が「ワークライフバランスが取れる」と回答。

【大学3〜4年生対象】就活の意識/条件に関するアンケート 

 新卒に限定したものではありますが、求職者が仕事探しで重視するポイントが「ワークライフバランス」にシフトしつつあることが調査結果からうかがえます。
 このようなトレンドを踏まえると、人材の確保・定着を図る上で、「働き方改革」は無視できないトピックであると言えるでしょう。

メンタルヘルス改善に期待



 残業や休日出勤など長時間労働が続くとメンタル面にも悪影響を及ぼしかねません。
 1日の労働時間が11時間を超えていた人のうつ発症リスクは、8時間程度の人の2倍以上になると算出した調査も。

5時間睡眠、うつ病のリスク 100時間残業に相当

 また月80時間の残業は「過労死ライン」とされています。これは労災認定の際に用いられる目安の一つ。
 直近4か月の時間外労働が月平均で80時間を越えていると、「(過労死などが)長時間労働と因果関係がある」と認められやすいとされています。
 働く人のメンタルヘルス改善という側面においても、残業削減・休日取得施策の効果は大きいと言えるでしょう。
 長時間労働が蔓延する日本企業に一石を投じる「働き方改革」。今後の動向に目が離せません。

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