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2018.11.2

障害者4000人採用計画がスタート 国家公務員・統一試験の概要を一挙解説

 中央省庁における障害者雇用水増し問題を受け、国は来年2月に統一採用試験を実施すると発表しました。
 国による障害者限定の統一試験の実施は初めて。数百人規模の採用が見込まれ、ネットを中心に大きな反響を呼んでいます。
 この記事では募集要項の気になるポイント、試験問題の傾向について解説します。

無期・フルタイムの「正規」募集

 特筆すべき点は、民間企業の「正社員」にあたる「無期・フルタイム」の募集であること。
 今回の「統一募集」は、これまで官公庁の障害者枠で多かった「有期・時給のパートタイム」の求人とは一線を画すものと言えるでしょう。
 業務内容は明らかにされていませんが、一般的な行政事務職を想定しているようです。

処遇は「高卒行政職」相当か



 募集要項には給与などの情報は掲載されていませんが、各紙の報道を見る限り「高卒・行政職」と同等の処遇になりそうです。
 今年8月に公開された人事院の資料によると、「高卒・行政職」一年目の平均月給は149,731円。
 全年齢・勤続年数の平均月給は344,650円にも上ります。

気になる応募条件は

 応募するには「①障害+②年齢+③欠格事項にあたらない」の3つの条件を満たさなければなりません。
 障害については各種の障害者手帳(療育手帳)を持っていれば対象となります。
(身体障害については手帳未交付でも認められるケースがありますので、詳細は要項をご覧の上人事院にお問い合わせ下さい)
 年齢については「1959(昭和34)年4月2日以降に生まれた者」が対象。
 「欠格事項」というのは、該当すると公務員になることが出来なくなる事項のこと。詳しくは募集要項をご覧ください。

試験日と選考方法



  選考は筆記試験による「一次」、面接が行われる「二次」の計二回。2019年2月3日に実施される「第一次」選考では「基礎能力試験」と「作文」が出題されます。

 「基礎能力試験」の問題数は計30問で解答時間は1時間30分。「文章理解」「課題処理」「数的推理」「資料解釈」「社会科学」「人文科学」「自然科学」の7項目で構成されています。
 これは地方公務員の試験における「教養科目」に相当するもの。公開されている「問題例」を見る限り、傾向は「高卒・一般職」枠の試験問題に近いことが予想されます。

 「作文」については、「公務員として大切にしていきたいと思うこと」という例題が公開されています。
「高卒・一般職」の近年の過去問を見ると、「社会人として信頼されるために必要なこと」、「言葉の大切さについて思うこと」、「目標を立ててチャレンジしたこと」などが並んでおり、文字数はいずれも600字。
 さらにさかのぼると「社会の一員として働くということ」「私にできる社会貢献」といった課題も。「自己成長」「働くということ」「他者への貢献」といったテーマが出題される傾向が見られます。
 
 受験申込期間は、2018年12月3日から12月14日。詳細は人事院ホームページ上の募集要項をご覧ください。

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