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2018.6.12

福祉なのに四年制「大学校」?発達障害支援の先行事例2選

 メディアで頻繁に取り上げられるようになり、認知度が高まりつつある発達障害。
今回はそんな発達障害のある方を取り巻く新たなニュースを紹介します。福祉、教育など分野を問わず新しい支援のスタイルが生まれてきそうです。

まさにハイブリッド。四年制の就労支援施設が登場

 まずは紹介するのは九州の社会福祉法人の取り組み。四年制の「大学校」と称した福祉サービスです。


五灯館大学校ご案内 | 社会福祉法人 野の花学園
http://www.nonohana.or.jp/gotokan.html

 「五灯館大学校」(福岡市)は障害福祉サービスの「自立訓練」と「就労移行支援」を組み合わせた事業所。高校を卒業した発達障害のある方に向けて社会福祉法人「野の花学園」が開設、運営しています。
はじめの二年間は社会人としての基礎・基本を身に付けるための「基礎課程」。就職に直結するスキルを鍛える後半は「専門課程」としています。
自立訓練と就労移行支援で最長計4年間サービスを提供し、四年制大学のように称したことが特徴的です。

自立訓練+就労移行の「大学校」スタイルは各地で徐々に広がると思われます。
その理由は就労移行支援の原則2年間という利用期間。「2年間で就職できるのかな」など焦りや不安になる方も少なくないでしょう。でも計4年間利用できる「大学校」スタイルであれば安心。「もっと入念にサポートしてほしい」といった方たちのニーズにも応えられそうです。


大学が発達障害専門プログラムを提供

画期的な事例は医療・福祉分野に止まりません。次に一般的な私立大学での取り組みを紹介します。


関西学院大学(兵庫県西宮市)が発達障害のある学生へ「プレキャリア教育支援プログラム」を提供していることを6月4日、YOMIURI ONLINEが報じました。

発達障害がある学生の就職活動を大学が支援
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20180604-OYO1T50008.html?from=oycont_top_txt

記事によると発達障害があり大学側に支援を求めている学生は41人。ここ3年間で1・5倍となったといいます。
同大学は「キャリア教育支援プログラム」を2015年にスタート。今春卒業した5人中4人が就職するなど実績を残しています。

法施行から12年。新たな支援の広がりに期待


障害者総合支援法のひな形となる法律が施行されて早12年。障害のある方を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。多様化するニーズに応えるために関西学院大学や五灯館大学校などの新たなスタイルが登場してきました。

今回は兵庫、福岡のニュースでしたが斬新なプログラムが全国各地に広がることを期待したいです。

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