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2015.6.8

「障害者Kのつぶや記2」 ⑮テレビを見て気になること。その1

k
私はニュース番組を見ていて、一級の精神障害者として、気になる事がある。
という事を書かせていただきます。

凄惨な殺人事件などが起こった時「調べによると、容疑者は、精神科の通院歴があり…」という一文が読まれる事があります。
※勿論事件の被害者、ご家族に対する思いや、犯罪を憎む気持ちはもちろんあるのです。
ですが…これ「いる?」と思うのです。
テレビのニュースというのは、決められた秒数で情報を伝えなければなりません。
その秒数を削っての「精神科の通院歴があり…」
「…いる?」
例えば
「眼科への通院歴があり…」とは言わないでしょう。
「歯科への通院歴があり…」とは言わないでしょう。などと、思うのです。

「精神科」「心療内科」など心が疲れた方が通う診療科は幾つかあります。
「虫歯になったら、歯科に通う」のと同じくらい、心が疲れたらそういうところで診察を受けるのは、ごくごく当たり前なことなのです。
(…ああ、そうか、当たり前だと思っている人ばかりじゃないのか)
「精神科に通院歴がある」という人はかなりいるはずなのに…とこういうニュース報道を見ると思うのです。
※重ねて言いますが、勿論事件の被害者、ご家族に対する思いや、犯罪を憎む気持ちはもちろんあるのです。

テレビのニュース報道でこういう一文が読まれる理由につきましては、「刑法39条」の「心神喪失者の行為は、罰しない。心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する」という条文が関係しているということだと思うのです。
この法律の是非につきましては、私もいろいろ思うところはあります。
何よりも、犯罪を憎む気持ちは人一倍あります。

ただ、「精神科の通院歴があり…」という一文が読み上げられるたび、私は心がかきむしられる様な想いがするのです。
私も、精神科への通院歴がある、1級の精神障害者。ですので。


ライター K.S

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