ハローワールド

地域障害者職業センターを知っていますか?

2016.9.9

施設情報

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地域障害者職業センターとは?

障害者に対する専門的な職業リハビリテーションを提供する施設を地域障害者職業センターと言います。全国47都道府県に設置されており、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構が運営、公共職業安定所(ハローワーク)などの関係機関と連携を取りながら就職に向けての支援をしている施設です。
障害者職業センターは障害者に対する職業リハビリテーションだけでなく、事業主への雇用管理の情報提供や講習も行っていますので、障害者雇用の課題である雇用側の環境設備に重要な役割を持っています。

支援訓練内容は?

① 職業評価
本人と面談し希望を把握した上で職業能力等を評価し、個別の職業リハビリテーション計画を立て支援していく。
② 職業準備支援
就職へ向けた準備をし次のステップへ移行するために働く上での基本的なスキル
「労働習慣の体得」、「コミュニケーション」や「対人対応力」向上の支援を行う。
③ ジョブコーチ(職場適応援助者)支援事業
事業所にジョブコーチを派遣し、障害者本人と事業主に対して、雇用前後で障害特性を踏まえた直接的間接的な援助を行います。

その他、「精神障害者総合雇用支援」「事業主に対する相談・援助」「地域における職業リハビリテーションのネットワークの醸成」「地域の関係機関に対する職業リハビリテーションに関する助言・援助等の実施」などの支援も行っています。

利用方法は?

まず自治体の障害者就業・生活支援センターや主治医、ハローワークなどの紹介を受け、障害者職業センターへ連絡をします。
カウンセラーやコーチとの面談の上、その人のニーズに合わせた個別の計画に沿って職業訓練を受けていきます。障害と言っても様々ですので、「発達障害」「精神障害」「高次機能障害」の3つのプログラムが用意されており、その人に合った支援を受けることができます。
担当のカウンセラーやコーチがついていますので、就業面だけでなくメンタル面のサーポート体制も整っており、体調に合わせて利用できるので安心ですね。

地域障害者職業センターと就労移行支援との違いは?

「障害者職業センターも就労移行支援も同じじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
主な違いは以下の通りです。

・管轄運営
障害者職業センターは、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構によって設置運営されていますが、就労移行支援は障害者総合福祉法で定められた障害福祉サービスのひとつで、各事業所の管轄行政が管理し運営は法人格で行っています。
・利用期間
職業センターの利用に関して原則定めはありませんが、支援プログラムに関しては
2~4カ月で計画し行っていきます。
一方、就労移行支援は一生の中で24カ月間と利用できる期間が決まっているのです。
・利用料金
職業センターは無料で利用できます。
就労移行支援も基本的には無料で利用できますが、収入所得等によっては自己負担金が発生する場合があります。
・利用対象者
職業センターは障害者手帳を持たずとも利用することができます。
就労移行支援は障害者手帳の有無に加え、行政が発行する福祉サービス受給者証が必要となります。

職業センターも就労移行支援も「障害がある方に職業訓練を行い就労を目指す」という同じ目的ですが、就労支援はその後の定着支援も受けることができます。
障害者職業センターを利用し、その後就労移行事業所を利用する方も多いそうですよ。

障害者職業センターは無料で利用ができ支援が受けられるサービスですので、就職や復職に悩んでいる方は一度連絡してみて、相談の上利用してはいかがでしょうか?

ハローワールド編集部

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