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2018.9.26

福祉でも人工知能が活躍? ケアプラン作成AIが登場

 AI(人工知能)を用いたツールが福祉分野でも登場しました。
 都内の企業が、高齢者の支援計画・ケアプランの作成を支援するAIを開発。10月に一般公開、サービス提供が始まります。


 ケアプラン作成支援AI「CDI Platform MAIA」を開発したのは、株式会社シーディーアイ(東京都)。
 ケアプランとは、介護保険によるサービスを利用する際に必要な支援計画のこと。ケアマネージャーが本人の意向や状態を踏まえ、課題を分析。それらを踏まえたプランを作成します。
 CDI社のホームページによると、「MAIA」は、ケアマネージャーが得た情報を学習。膨大なデータを分析し、将来を予測。最適なケアプランを提案するAIとのこと。
 同社は「MAIA」はデータ分析・予測を担うものであり、プランはケアマネージャーが行うものと強調。プラン作成において「かけがえのないパートナー」になるとアピール。
 10月下旬から東京など4都市で「MAIA」操作体験会がスタート。各回とも参加対象はケアマネージャー限定で定員は30人。詳細はリンク先をご覧ください。

https://www.cd-inc.co.jp/seminar/

人工知能がカウンセラーに



 AI活用は高齢者分野に止まりません。
 精神疾患を抱える人に向けた「チャットボット」によるカウンセリングサービスが米国で展開されています。
「チャットボット」とは、人工知能を活用した自動会話プログラムのこと。LINEのメッセージのような形式でAIと会話することが出来ます。
 米スタンフォード大学が開発した「woebot(ウォーボット)…woe(悩み)」は、うつなどメンタルヘルスの悩みを抱えた人を対象としたプログラム。フェイスブックやアプリ上で悩み相談が出来るようです。
 「ウォーボット」は、「今何をしているのか」、「今の気分はどうか」などの質問を通してユーザーのコンディションを毎日チェック。記録した日々の返答をグラフにして、感情の浮き沈みを可視化します。
 収集したデータを元に感情パターンをAIが分析。学習機能によりやり取りを重ねれば重ねるほどユーザーへの理解が深まるとのこと。
 ニュースに登場したユーザーは「日記感覚で好きな形で利用できます」とコメント。
 「ウォーボット」は、「人と対面で話すのは苦手」「病院やカウンセリングは敷居が高い」と頭を抱える人も気軽に活用できるツールと言えるでしょう。
 近い将来、「精神科・心療内科のきっかけはチャットボット」といった声が珍しくない社会になるかもしれません。

https://www.bbc.com/japanese/video-45327232

支援者の強力なアシスタントに



 人工知能の長所は膨大なデータを学習し、推論・分析できる点にあります。 
 2017年に人間を打ち負かした「将棋AI」のように、人間が気付かないパターンや解決策をいとも簡単に見いだせる人工知能も登場しました。
 介護やカウンセリング分野において人工知能が専門家によるサービスを全て代替することはないといった予想が一般的ですが、「MAIA」「ウォーボット」のようにアシスタントとしての役割は十分期待出来そうです。
 「ケアプランAI」や「チャットボットカウンセリング」が業界にどのような影響を与えるのか。人工知能の動向に今後も目が離せません。

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