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2018.11.12

食の乱れは心の乱れ? 栄養とメンタルヘルスの意外な関係を解説

 「野菜不足」「ケーキやチョコが大好き」「一日2食で朝食抜き」−−。
 不摂生や不規則な食生活を続けていませんか? 乱れた食習慣は身体だけでなくメンタルにも悪影響を及ぼすかもしれません。
 この記事では、ある調査から浮かび上がった「食」と「メンタル」の意外な関係に迫ります。



 「食」と「メンタル」の関係にフォーカスしたのは「一般社団法人ストレスオフ・アライアンス」が実施した「ココロの体力測定」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000038683.html)。
 日頃摂っている主食について「ストレス性疲労者」(常にストレスからくる心身の疲労が溜まっている人)に質問したところ、52.5%が「ごはん食ではない」と回答。



 一方、「ストレス性疲労者」だけでなく「平日・男性」全体の結果を見ると、わずか11.3%となりました。
 また「食事にかける時間」を比較したところ、「ストレス性疲労者」の方が短い時間で食事を済ませている傾向が判明。



 食事にかける時間(平日・昼食、男性)が「10分以下」と答えた「ストレス性疲労者」は31.4%。
 「ストレス性疲労なし」は22.9 %と比べ8%程度高い数値となっています。
 この結果について「ストレスオフ・アライアンス」は「食事にかける時間が短い」人は、咀嚼回数が少ない(よく噛まないで飲み込んでいる)可能性があるといった見解を示しています。

「食・脳・心」の意外な関係



 「食生活が心の調子を左右する」−−。そう指摘されても「にわかに信じがたい」と思う人は少なくないでしょう。
 一見無関係に思える「食」と「メンタル」。両者の関係を紐解いていく上で「神経伝達物質」の存在は無視できません。
「不安」「意欲、食欲の低下」などメンタル不調の原因は、「神経伝達物質のバランスの乱れ(セロトニンなどの減少)である」といった説が有力視されており、「抗うつ薬」はそれらに作用する(セロトニンなどを増やす)ものが主流となっています。

 心に作用する、代表的な神経伝達物質は「セロトニン」「ドーパミン」「ノルアドレナリン」の三種。

〇セロトニン…覚醒状態の維持 心のバランスを保つ

〇ノルアドレナリン…気分を高揚させる

〇ドーパミン…やる気、意欲を起こさせる。満足感、興奮などを生み出す。

たんぱく質と善玉菌を見直そう



 「心の燃料」といっても過言ではない「セロトニン」「ノルアドレナリン」「ドーパミン」。これらの神経伝達物質は「たんぱく質」から生成されているといいます。
 たんぱく質は、筋肉や臓器など身体を構成する上でも欠かせない栄養素。
 肉、魚、牛乳、納豆に含まれており、一日当たりの推奨量は、成人男性で60g、成人女性で50gとされています。

 また近年では腸内環境とうつ病の関係にも注目が集まっています。
 「腸内の善玉菌の量」が「脳内のセロトニンの量」に影響を与えているといった主張も多く見られるようになりました。
https://www.ncnp.go.jp/up/1465432520.pdf

 前述の調査では言及されていませんでしたが、不規則な食生活を続けていると、たんぱく質・善玉菌不足に繋がる可能性は否めません。
 「ストレスが溜まっている」「疲れが取れない」「憂うつ感が続いている」など心身の不調に悩まされている人はこれを機に食生活を見直してみてはいかがでしょうか。

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