2018.11.15
【インタビュー】「失敗を笑いに。笑いを成長に」【吉祥寺校・松橋】
「困っている人の変化や成長を支えたい」−−。そんな思いで昨年11月に就労支援スタッフになった【吉祥寺校・松橋】にインタビュー。
入社して早一年。「美談よりも失敗談」「カッコつけず等身大」と仕事へのポリシーを真っ直ぐ語りました。
プライベートも仕事もエンジョイ
-最近どうですか?
松橋)楽しんでます! 金曜日は毎週飲みに行ってます。
-毎週! エンジョイしてますね(笑) ちなみに仕事のほうは…?
松橋)入社して一年が経ち、いろんな仕事を任せてもらえるようになったことが何より嬉しいです。ハリのある充実した日々を過ごしています。
-いいですね。主にどのような業務に取り組んでいるのですか?
松橋)現在は数名の利用者の担当職員として、様々な相談に乗っています。
相談を重ねる中で、利用者の葛藤や変化、成長を見られるのがすごく嬉しいです。
-やりがいのある仕事ですよね。どんな風にアドバイスしているのですか?

松橋)辛い事に直面した時、一人で考え込んでしまうと気分が一層落ちてしまいますよね。そうならないよう「大丈夫!大丈夫!どうにかなるよ」って感じで励ましています。
-ポジティブシンキングは大切ですよね。
とはいえ一度凹んでしまうと、気持ちを切り替えるのはなかなか難しいことだと思いますが…。
自分の「失敗」を支援に生かす
松橋)そう簡単にはいかないですね。
そこで僕は、少しでも気持ちを切り替えられるよう僕自身の「失敗談」を交えながらアドバイスをしています。
-失敗談、ですか?

松橋)はい。失敗談です。
なぜなら利用者が落ち込んでいる時に「強くなってほしい」「ポジティブになってほしい」と思って、支援者自身の成功体験や前向きなことばかり強調しても、マイナス効果になるケースが多いからです。
共感を得られなければどんな美談も無意味になってしまいます。
-にしても、なぜ失敗談なんですか?
松橋)シリアスなものから笑い話まで人間の失敗談ってすごく魅かれませんか?
困難を乗り越えた偉人のエピソードも面白いですし、バラエティ番組なんかで見る芸人のちょっとした自虐ネタも場の雰囲気を明るくしたりしますよね。
人って「面白い」と思うことに興味を持つものでしょうし、興味を持てないと本当の意味で理解出来ないと思います。
まずは興味を持ってもらえるよう
「新入社員の時に『会社名と担当者名だけは忘れずメモを取ろう』と自分に言い聞かせて電話応対したら、『肝心の内容を全部忘れてしまい、上司に呆れられた』」
みたいな自分の失敗エピソードをありのままに話します。

ありのままの自分で
-「内容全て忘れる」ってそうそうないですよ。笑 失敗の引き出しが多そうですね。
松橋)「失敗談」なら任せて下さい。利用者の皆さんに「失敗してもどうにかなるよ」って捉えてもらえるよう、これからも語り続けます。
-では最後に今後の抱負を語って下さい。

松橋)支援者にもいろんな役割、キャラクターがあっていいと思っています。
僕は「尊敬される人物」よりも、「親しみのある」等身大の松橋として就労支援を続けたいです。
就職活動は「壁」が多く、気持ちが滅入ってしまう人も少なくありません。
利用者にとって、関わっていると「良い意味で肩の力が抜ける」「明るく前向きな気分になれる」存在でありたいです。
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