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2015.4.10

障害者が地域で生活するうえで利用できる様々な「サービス」とは

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障害者が地域で普通に生活するために、利用できるサービスとはいったいどのようなものがあるのでしょうか?
そもそも公的には、障害者総合支援法で「障害福祉サービス」と呼ばれるものが定められています。

例えば以下のようなものです。
日中支援(就労以降支援、就労継続支援、生活介護、自立訓練など)
訪問サービス(居宅介護、重度訪問介護、行動援護、同行援護、移動支援など)
地域移行支援(施設や精神病院から出て地域で暮らしていく際の相談・同行支援、ひとり暮らしの体験宿泊、日中活動系サービスの体験利用、入居支援など)
地域定着支援(地域で暮らしていく中での、常時の連絡体制の確保、緊急時の支援(一時的な宿泊含む)など)

では地域で受けられるサービスはこれらの公的なものだけなのでしょうか。
いいえこれらに限らず、たくさんのインフォーマルサービスと呼ばれるものもあります。

インフォーマルサービスとは……
公的機関や専門職による制度に基づくサービスや支援(フォーマルサービス)以外の支援のこと。
具体的には、家族、近隣、友人、民生委員、ボランティア、非営利団体(NPO)などの制度に基づかない援助など


これらのサービスをどんどん利用して、障害者も健常者と同じように同じ地域のなかでともに生活をしていけるように、少しずつできることを増やしていけたなら、どんなにすばらしいことでしょう。

しかし、現実はまだまだです。
平成16年に出された「精神保健医療福祉の改革ビジョン」に掲げられていたのは、受け入れ条件が整いさえすれば退院可能とされる入院患者約7万人を、10年間で解消させるという方針でした。
この予定はまだ達成される見込みがありません。
ある事例では、3年間で10数名の対象者に対する地域移行支援を実施した結果、実際に退院できたのは半分、また退院できた人のうち、再入院もせずに生活できる人となると、さらにその半分にまで減ってしまったそうです。

上記のようなフォーマル・インフォーマルな形での、障害者の地域生活を支援する仕組みがあっても、まだまだ障害者が普通の健常者と同じように「普通の生活」を送ることは難しいことなのが現状といえます。
上記にあげたようなサービスの利用促進や、障害者のニーズに即したサービスの範囲拡大などにより、ひとりでも多くの障害者が地域で暮らしていけるようになるとよいですよね。

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