ハローワールド

サービス期間や内容によって個別に設定されるモニタリング期間

2015.5.9

法律

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サービスの利用計画が利用者のニーズに合っているかを再評価するための仕組みとしてモニタリングがあり、サービス利用者の状況や支援内容に応じて定期的に実施されます。では具体的に、どのタイミングで実施されるのでしょうか。

モニタリングの期間は、最短で1カ月に1度、最長で1年に1度であり、最も多いのは6カ月に1度です。この期間は、市町村が対象者の状況を見ながら個別に定めます。また、一定の目安となるように、国でも対象者ごとの標準基準を示しています。

モニタリングの実施期間と支給決定の有効期限にあわせて、サービスの再評価が行われます。結果としてサービスの見直しが必要な場合は、サービス等利用計画案の作成等を併せて実施します。

たとえば5月1日にサービスを利用開始する場合、モニタリングの標準期間のイメージは、下記の通りとなります。

・支給決定の有効期間が1年であり、モニタリングを毎月行う場合
5月に1度目のモニタリングが行われ、翌年の4月にサービスの再評価・更新が行われる。

・支給決定の有効期間が1年であり、モニタリングを6カ月に1度行う場合
10月に1度目のモニタリングが行われ、翌年の4月にサービスの再評価・更新が行われる。

・支給決定の有効期間が1年であり、モニタリングを1年に1度行う場合
翌年の4月にモニタリングが実施され、同時にサービスの再評価・更新が行われる。

・支給決定の有効期間が6カ月であり、モニタリングを6カ月に1度行う場合
10月にモニタリングが実施され、同時にサービスの再評価・更新が行われる。

モニタリング期間を設定するのは、特定相談支援事業者・障害児相談支援事業者(計画作成担当)です。これらの担当者は、国が定める標準期間や勘案事項を踏まえて、サービス等利用計画案に「モニタリング期間」を記載します。ここで作成された利用計画書を、サービス利用者が市町村に提出します。なお、利用計画は利用者が自身で作成することも認められています。利用者が自らプランを作成する場合、モニタリングは実施されません。

サービス提供事業所との中立性を確保するため、モニタリングは基本的に他の事業所の相談支援専門員が実施します。しかし、次のいずれかに該当する場合、サービス提供事業所の職員が相談支援専門員を兼務することもあります。

・身近な地域に相談支援事業者が存在しない場合
・新規支給決定または変更後、概ね3カ月以内の場合

モニタリングは、受給者証にも記載される大切な仕組みです。適切なサービスを受けられているかどうか、利用者や家族以外の第三者の目でしっかりと確認してもらいましょう。

日下部敦子

日下部敦子

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