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2015.7.6

知らずに障害年金の手続きが遅れてしまうケースも多いです。ご注意を。

Businessman gesture "stop"
本来は「障害年金」を受給する条件を満たしていたにもかかわらず、この制度があることを知らない、または自分には受給資格がないと誤解しているために請求手続きを行わずにいる方も多いものです。今回はそうした具体例をご紹介します。

【糖尿病をわずらっていたAさんのケース】
Aさんは糖尿病歴が10数年。働きながら治療を続け、インスリンの投与も受けていましたが、血糖値はなかなか改善せず、糖尿病網膜症も進んできて次第に仕事がしづらくなってしまいました。

ある時、患者仲間から糖尿病患者でも障害年金が受けられるとの噂を聞いたAさん、さっそく担当医師に診断書を書いてもらえるかどうか相談してみましたが「あなたくらいでは受給は無理でしょう」との返事。医師の言葉を信用したAさんは、素直に請求をあきらめました。

その後目のせいで仕事のミスが重なり、次第に職場にいづらくなったAさんは退職。貯金を取り崩して生活する日々でしたが、数年のうちにそれも底をついて困りはてたAさんはついに生活保護を申請するために福祉事務所へ。

そこでケースワーカーに「まずは障害年金の請求を」と言われたAさん。障害年金に詳しい社会保険労務士にも相談したところ、自分が少なくとも6年前から受給要件を満たしていたことに気が付きました

あわてて「事後重症請求」を行い、無事に障害厚生年金2級となったものの、Aさんのケースでは「障害認定日の遡及請求」ができなかったために、損失は約400万円にも。

障害年金で今では生活保護を受けずに暮らしているAさんですが、あの時の医師の間違った判断を信じていなければと悔やんでいます。

・・・
上記のAさんのような例は実は非常に多く、中には何十年も請求していなかった、あるいは請求しようにも今さら必要書類を揃えることは無理というケースも。こうした場合、損失ははかりしれません。

治療で忙しい医師に障害年金についても熟知せよと求めるのは酷な面もあり、日本年金機構には更なるPRをお願いしたいところですが、こうした実情を知った人が周囲の人に伝えていくことも大切です。

皆さんも周囲に「あの人は障害年金をもらえるんじゃないかな?」という方がいらしゃいましたら、ケースワーカーや社会保険労務士への相談してみたらと一声かけて差し上げてください
もしかしたらあなた自身や身の回りの方が、何百万円という見えない損失を被っているかもしれません。

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