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2018.9.7

たらい回しはもうウンザリ! 「よろず何でも相談」が各地で登場

 都内に「障害者よろず相談窓口」と称する新たな支援機関がオープンしました。
 「よろず相談」のように、あらゆる悩み事に応対するセンターが各地で開設されています。
 今回は相談支援をめぐる新たな動向とその背景を解説します。



 9月3日にオープンしたのは「障害者よろず相談窓口『MOFCA(モフカ)』」(千代田区)。
 よろず相談という名の通り、分野を問わずあらゆる相談を受け付けてくれるようです。
 センター名の由来は「もふもふふかふか」。柔らかさをイメージしたMOFCAは、相談窓口だけでなくフリースペースも併設。
 twitterでは、「日々の困ったこと、行政手続き、悩み相談からお茶飲話まで」など、気軽に足を運べるセンターであることをアピールしています。

https://twitter.com/mofca_chiyodaku

「SOSセンター」オープン



 「MOFCA」と同じく、あらゆる相談に対応するセンターが群馬県に登場しました。
 「障害者支援SOSセンター・ばるーん」(高崎市)は今年5月にオープン。
 相談者のあらゆる悩みや不安をヒアリング。ニーズに応えられる専門機関へ円滑に取り次ぐことが主な役割のようです。
 市の広報誌では「日常生活や学校、就職、障がいを始めとする教育や福祉のサービス、将来の生活などさまざまな相談を一か所で受けることで、(中略)不安や悩みを(複数の支援機関に対し、その都度)何度も話す負担を軽減」と利用者視点でのサポートが強調されています。

「障害者支援SOSセンター・ばるーん」
http://www.balloon-takasaki.jp/

全国各地での新設に期待



 これらの新センターが登場した背景には、現行の支援機関の「使いづらさ」がありそうです。
 相談窓口は「指定特定相談支援」「指定一般相談支援」「就業・生活支援センター」など長くて紛らわしい名称ばかり。
 各窓口の役割の違いも分かりづらく、利用者の混乱を招いていることは否定できません。
「とにかく助けてほしい」「悩みを聞いてほしい」という状況で、役割・定義・仕組みなどの小難しいことを説明されたら、かえって不安になってしまう人の方が多いのではないでしょうか。
 また、ニーズと窓口の役割が一致しないことも。
 勇気を振り絞って窓口に足を運んだものの「その内容は別のセンターで相談して」と対応されたら「支援機関不信」にも繋がりかねません。
 このような中、「なんでも相談出来る」と掲げられた「よろず」窓口は大変心強い存在になりそうです。
 ハローニュースでは引き続き、全国各地の障害者支援のトピックを紹介していきます。

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