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2018.9.14

「LINE相談窓口」が各地で開設 メンタルケアにSNS活用が普及

 神奈川県が中高生を対象にLINEによるいじめ相談をスタートしました。
 いじめ対策だけでなく様々な相談分野でLINE導入の動きが加速しそうです。
 今回は行政におけるSNS活用事例を紹介します。



 神奈川新聞の報道によると、県は9月10日から23日までの13日間、LINE相談を実施。
 対象は県内の学校から抽出された中高101校の全生徒で、臨床心理士など12人のスタッフがチャットで相談に応じるとのことです。

http://www.kanaloco.jp/article/357487

 これまでいじめ相談は電話対応が一般的でしたが、現在では多くの自治体がLINE導入に関心を寄せています。
 朝日新聞が行った調査によると、34自治体がLINEなどSNSによる相談について「既に始めた」「取り組む予定」と回答しています。

https://www.asahi.com/articles/ASL887RVDL88UTIL05H.html

2週間で前年度の2倍に



 多くの自治体が関心を寄せている背景には、長野県による、まさに「桁外れ」な先行実績があるようです。
 長野県は2017年9月に全国で初めてLINE相談を実施。実施期間は2週間で、相談件数は547件に上りました。
 これは2016年度の一年間で受け付けたいじめ相談の総数(259件)の2倍を超える件数です。
 今夏は9月13日現在、静岡、富山、群馬、熊本など各地で実施されており、自治体による「LINEいじめ相談」は一層広がっていきそうです。

大人の相談にもLINE導入

 SNS窓口開設の動きは中高生対象のものだけではありません。
 東京都は9月10日から約6か月間、自殺防止対策として「相談ほっとLINE@東京」を開設。
 この窓口は「都内在住・在勤・在学のいずれか」を対象としたもので、受付時間は午後5時から午後10時とのこと。
 詳しくは東京都ホームページをご覧ください。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/tokyokaigi/rinji1/linesoudan.html

 また年齢や居住地に関わらず利用出来る相談窓口も。
 「よりそいチャット」は、誰でも利用できるLINE相談窓口となっています。 
 運営主体は、24時間対応の電話相談「よりそいホットライン」を運営している「一般社団法人 社会的包摂サポートセンター」。
 相談アカウント「生きづらびっと」は、ホームページからLINE友達登録が出来ます。

https://yorisoi-chat.jp/

障害者分野でも普及に期待



 チャット形式のメッセージは、気軽に利用できるコミュニケーション手段として定着しつつあります。
「対面の会話も電話も苦手」「自分の悩み、SOSの発信が苦手」など、相談機関の利用につながりにくい人たちにとって、LINEなどSNSは有益なツールとなるでしょう。
 障害福祉やメンタルケア分野においても「LINE相談窓口」普及を期待したいです。

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