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2018.6.4

「うつ」なのにコミカル?大ヒット『うつヌケ』ドラマ化

大ヒットコミック『うつヌケ』が今秋、実写ドラマ化されることが決まりました。主演に抜擢されたココリコ田中が「こころの病の生きづらさ」をどのように表現するのか注目です。
原作は33万部を超える「うつ」の闘病記。2017年度「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるなど話題を呼びました。

Wワークの負担で「うつ」に


イメージ ドラマ
原作者の田中圭一は10年を超える闘病経験者。漫画家と並行していた会社勤めが発症のきっかけと言います。仕事で成果を出すことが出来ず、自己嫌悪を繰り返してしまったことが要因だそうです。
そんな作者の「うつ病に悩む人の救いに」といった思いが込められた力作が『うつヌケ』。
自身を含めたこころの病の当事者らの生活が描かれており、ロックバンド「筋肉少女帯」で知られるミュージシャン・大槻ケンヂを中心に様々な人物が登場します。

「うつ」関係なし?パロディギャグがメインの漫画家


イメージ 漫画

一方で元々の作風はこころの病とは全く関係がないようです。手塚治虫タッチできわどいネタを展開するパロディギャグを得意とし、2008年発売の『田中圭一最低漫画全集 神罰』帯にはこんなコメントも。「ライオンキングは許せても田中圭一は許せません!!」と手塚治虫の長女・るみ子から手厳しい推薦文が寄せられています。

コミカルで親しみやすい?闘病エッセイのすすめ


イメージ 読書

今回のドラマ化はメンタルヘルスが取り上げられた実写作品としては久々のもの。他には堺雅人主演の『ツレがうつになりまして。』(2011年)、直木賞作家・奥田英朗原作の『Dr.伊良部一郎』(2011年)などがあり、いずれもコミカルなタッチや描写で話題を集めました。
コミックやエッセイなど当事者が自身の生活を描くものが密かなブームになりつつあると言えるでしょう。クリエイター向けのウェブサービスの登場も相まってか、以前は見られなかったタイプの作品が目に留まることも増えてきました。『うつヌケ』ブームが当事者の創作活動を一層盛り上げていくのかも注目です。
「うつ」などこころの病はどうしても暗いなどの先入観、偏見にとらわれがちですが、疾患との向き合い方や生き方は千差万別。診断名だけでは判断できないことの方が圧倒的に多いです。
当事者だけでなく、当事者を支える家族や援助者のみなさんもこれらの作品に触れてみてはいかがでしょうか。


関連サイト
コミックナタリー
「うつヌケ」ドラマ化!ココリコ田中直樹が田中圭一役を演じ、今秋配信
https://natalie.mu/comic/news/283318

「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」
田中圭一(KADOKAWA、1,000円+税)
https://www.kadokawa.co.jp/product/321507000404/

note「うつヌケ 〜うつトンネルを抜けた人たち〜」
https://note.mu/keiichisennsei/m/m1e241522cab9

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