HELLO NEWS

社会をもっと幸せにするために、
知っておきたいニュースを厳選。

2018.6.10

【著者メッセージを公開】米国・在イスラエル大使館移転で、不安が渦巻く中東。そんないま、読んでほしい写真絵本『ガザ 戦争しか知らないこどもたち』。



戦争しか知らない子どもたち世代。彼らの願いはただ一つ。人間としての尊厳を取りもどしたい。それだけです。

『ガザ 戦争しか知らないこどもたち』の著者で、現在もガザでパレスチナ難民への支援を続けている清田明宏(せいた・あきひろ)さんからのメッセージが届きました。

 

『ガザ 戦争しか知らないこどもたち』より 瓦礫の壁が続く風景



『ガザ 戦争しか知らないこどもたち』より 瓦礫の壁が続く風景


今年5月14日、在イスラエル米国大使館がエルサレムへと移転。米国に抗議する大規模デモがパレスチナ自治区ガザで起こり、2014年以来最悪の被害を生んでいます。
そうした状況を受けてポプラ社は、2015年に刊行した写真絵本『ガザ 戦争しか知らないこどもたち』の著者で、現在もガザでパレスチナ難民への支援を続けている清田明宏(せいた・あきひろ)さんからのメッセージをHP上で公開しました。

『ガザ 戦争しか知らないこどもたち』は、国連職員・清田明宏さんが、イスラエルによる侵攻の始まった直後のガザの人びとの姿をとらえた写真絵本。作中の「戦争しか知らないこどもたち」の写真はすべて、著者自らiPhoneで撮影したものです。
普通の暮らしを求める人びとへの共感に満ちた著者のまなざしは、悲惨な戦禍にあっても希望を失わず、子どもたちのために平和へと歩みだそうとするガザの人びとを、力強く描き出しています。

作品の刊行から4年、改めて清田さんにメッセージをいただきました。

*****
あの戦争から4年、戦争を知らない子どもたちは  4つ年をとりました。結婚した子もいれば、高校に進学した子も。どこにでもある普通の成長です。でも、戦争の傷は深いままです。ガザの経済・社会は崩壊したまま、子どもたちの将来はまったく不明です。今回のガザの国境沿いのマーチには多くの若者・子どもたちが参加しました。戦争しか知らない子どもたち世代。彼らの願いはただ一つ。人間としての尊厳を取りもどしたい。それだけです。彼らが戦争を知らない大人になれるよう、我々の努力はつづきます。平和の大事さを大きく感じます。その願いをガザより送ります。
2018年5月21日 ガザにて 清田明宏(せいた・あきひろ)
*****


清田さんの言葉や、写真を通じて、ひとりでも多くの方が中東の現状を知っていただければと思います。
くわしくはポプラ社HPのトピックス(https://www.poplar.co.jp/topics/44886.html)をご覧ください。


『ガザ 戦争しか知らないこどもたち』



清田明宏(せいた・あきひろ)
2015 年5 月発行
定価:1,500 円(税別) AB 判 64 ページ
平成28年度 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財 特別推薦



著者プロフィール



清田明宏(せいた・あきひろ)1961年福岡県生まれ。高知医科大学(現・高知大学医学部) 卒業。結核予防会・結核 研究所に当初勤務。国際協力機構(JICA)でイエメン結核対策プロジェクトに取り組む。そののち世界保健機関(WHO)に入り、中近東の結核対策、三大感染症の責任者となる。2010年より国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の 保健局長に就任。3,100人の保健医療スタッフをまとめる。2015年第18回秩父宮妃記念結核予防国際協力功労賞受賞。





国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA ウンルワ) について

パレスチナ難民救済事業を行うことを目的に、1950年5月に活動を開始。中東に住む510万のパレスチナ難民に教育、保健、救済・社会福祉、人道援助などを行う。UNRWA では現地採用職員 31,500人と国際的に採用された250人の職員が働いている。現地採用職員の99パーセントがパレスチナ難民。事業費用のほとんどすべては、世界の援助国からの寄付でまかなっている。

この本についてのお問い合わせは
株式会社ポプラ社 宣伝プロモーション部 TEL:03-3357-2212

  • google plus
  • RSS
  • Twitter
  • Facebook
COPYRIGHT (c) HelloWorld co.,ltd. ALL RIGHTS RESERVED.